アンティパスティ(前菜)
antipasti

ズッキーニのフリット

Zucchine fritte

ズッキーニは、グリルしてよし、パスタの具材にしてよし、のイタリア料理にはかかせない野菜です。
初夏に黒に近いぐらいの濃い緑色のズッキーニが並ぶと、ワクワクします。
火を入れるとトロッとするズッキーニは、旬の季節には調理法を変えてほぼ毎日食卓にのぼるほど
大好きな野菜。これをフリットにしました。ズッキーニのフリットはイタリアでよく食べられる料理で、
実だけでなく、花のフリットも有名です。花の中にモッツァレッラとアンチョビを入れて揚げるのですが、
トロトロのモッツァレッラにアンチョビの塩気が本当に美味しい。イタリアに行ったらぜひ食べて欲しい
一品です。今回は日本で手軽に手に入る実を使ったシンプルなフリット。良質なエクストラバージン
オリーブオイルで揚げると、さくっ、ふわっ、じゅわっとした食感が楽しめます。

材料(2人分)

ズッキーニ
1本
エクストラバージンオリーブオイル
(Giachiのドルチオリオがお勧め)
適量
薄力粉
適量
1個
適量

作り方

  • ズッキーニは8mm幅くらいの輪切りにし、塩をふって少し置いた後キッチンペーパーにはさんで水気をとる
  • (1)に薄力粉をまぶし溶き卵にくぐらせたら180℃のエクストラバージンオリーブオイルで揚げ、塩をふる
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antipastiアンティパスティ(前菜)

イタリア料理の基本的なコースは、アンティパスティ(前菜)→プリミピアッティ(第一の皿:パスタ・リゾット・スープ)→セコンディピアッティ(第二の皿:魚料理・肉料理)→ドルチ(デザート)の順番で進みます。
アンティパスティは、最初に出てくる料理で、これからの食事を期待させ、食欲を起こさせるものでなければなりません。私は、アンティパスティには季節の野菜を多用し、何種類か用意するようにしています。アンティパスティをいくつかと、プリミピアッティ(パスタ)で食事を終えることも多くあります。お腹のふくれ具合もちょうどよく、色々食べられるのでお勧めです。