プリミピアッティ(第一の皿)
primipiatti

手打ちパスタ / ラビオリ・トマトソース

Pasta fresca, Ravioli in salsa di pomodoro

デュラムセモリナ粉を使う方法もあるが、私は薄力粉を使うこのレシピで作ったパスタが気に入っている。よくこねることで、コシも生まれるし、手打ちのパスタには乾燥パスタにはない優しさを求めるからだ。薄力粉なら、どのご家庭にもあるので、ぜひ作ってみて欲しい。自分で作ったパスタの味は格別。

じゃがいもとリコッタチーズの詰めものをしたラビオリは、とてもやさしい味。手作りのトマトソースと合わせれば、この一皿だけでも大満足。

手打ちパスタ 材料(2人分)

薄力粉
100g
1個
オリーブオイル
少量
少々


ラビオリ・トマトソース 材料(2人分)

手打ちパスタ
2人分
じゃがいも
1個
パルミジャーノ・レッジャーノチーズ
適量
リコッタチーズ
80g
1/2個分
ナツメグ
適量
塩・コショウ
適量

手打ちパスタ 作り方

手打ちパスタ
  • 平たくて冷たい台(ステンレスや大理石など)の上に薄力粉の小山を作り、真ん中に穴を開け、そこに卵を割りいれる
  • 塩、オリーブオイルも加え、フォークで卵をかき混ぜながら、周りの薄力粉を崩して混ぜていく
  • 卵が大体混ざったら、手で全体をこねていく
  • 全体がスムースになるまでこねたら、ラップで覆い冷蔵庫で1時間程ねかせる
  • 生地を切り分け、パスタマシンにかけてのばす
  • 何度かのびた生地をたたんで、さらにマシンにかける
  • タリアテッレにする場合は、マシンのパーツをカッティング用に替え生地を通してパスタにする。じゃがいも、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ、リコッタチーズなどで作った詰めものをすればラビオリになる
  • 鍋に湯を沸かし、粗塩を加え、パスタを茹でる。浮いてきたら固さをみる(2〜3分で茹であがる)
  • ソースで和える(タリアテッレの場合はボロネーゼソース、ラビオリの場合はトマトソースなどがあう)


ラビオリ・トマトソース 作り方

  • 皮付きのまま、じゃがいもをやわらかくゆでる
  • じゃがいもの皮をむき、マッシュする
  • マッシュしたじゃがいもに他の材料を全て加え、よく混ぜる
  • 薄くのばしたパスタ生地の片側に(3)を小さじ1杯くらい4-5cm間隔に並べ、生地を折りたたんで空気を抜き、直径5cmのラビオリスタンプでくりぬく
  • 鍋に湯をわかし粗塩を加えてラビオリをゆで、浮いてきたらざるに上げる
  • 皿に盛り、トマトソース、パルミジャーノ・レッジャーノチーズをかける
一覧へ戻る

primipiattiプリミピアッティ(第一の皿)

イタリア料理にはかかせないパスタ類を含むプリミピアッティ。パスタの種類だけでも大変なものですが、それに季節の素材を加えるとバリエーションは無限です。組み合わせにはある一定のルールはありますが、あまり気にせず、どんどん試してみるとよいでしょう。